まず経皮毒性のある有害化学物質の特徴として大きく2つあります。それは
・分子量が小さいこと
・脂溶性(脂肪に溶けやすい)であること
です。
皮膚は分子量が500以上の物質は通しません。しかし、合成界面活性剤の成分など経皮毒性のある物質は分子量が非常に小さいため、皮膚を透過しやすくなります。
また皮膚は水に比べて、脂溶性の物質を受け入れやすい性質があります。そのため軟膏や化粧品などこの性質を利用して、経皮毒性のある物質を使用していることがあります。
経皮毒は状況によっても受けやすくなります。例えば、お風呂のように体が温まる状況にいると吸収率が10倍ほどになるといわれています。これは体温が上がり、皮膚などの細胞の活動が活発になるためです。
たとえば入浴剤に経皮毒性の化学物質が含まれていると、経皮毒を受けやすい状況を自ら作っていることになるといえるでしょう。
経皮毒の問題でよくシャンプーや入浴剤などの製品が指摘されるのはこのためです。
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